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日本社会のしくみ | AERA dot. (アエラドット)
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日本社会のしくみ | AERA dot. (アエラドット)
こんなジョークを聞いた。転職の面接で「前の会社ではどんなお仕事を?」と訊かれた。「課長です」と答... こんなジョークを聞いた。転職の面接で「前の会社ではどんなお仕事を?」と訊かれた。「課長です」と答えた。 このジョークが示すのは、日本の会社員は社内の肩書でしか自分を評価できないこと、そしてその評価は会社の外では通じないことである。 小熊英二『日本社会のしくみ』を読むと、なぜこうなってしまったのかがよく分かる。いまの日本に充溢する閉塞感や、ぼくたちが感じる生きづらさの理由についても。 小熊は、主に雇用関係に注目して、現代日本の社会のしくみを解明する。それは昔から続く伝統ではなく、明治時代に軍隊や官庁で採用されたシステムを、とりあえず大企業が模倣したことがあきらかになる。 冒頭のジョークのように、日本では仕事の能力について企業横断的に評価する基準がつくられてこなかった。かわりに重視されたのが学歴だ。それも、何を学んだかではなく、どの学校に入ったかが重視された。学校名が人材の品質を保証した。会社