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緑内障 切開しない新手術法に注目集まるが“課題”も | AERA dot. (アエラドット)
薬や手術で進行をいかに遅らせるかがポイントであるが、場合によっては十分な治療結果を残せないことも... 薬や手術で進行をいかに遅らせるかがポイントであるが、場合によっては十分な治療結果を残せないこともあった緑内障治療。治療が点眼薬、レーザー、手術など多様化するなか、近年、新たに保険診療が可能となった手術法に注目が集まっている。 「視神経は再生しない組織です。一度損傷して、視野が欠けると、それを取り戻すことはできません。薬や手術で眼圧を下げ、進行を少しでも遅くするのが、緑内障治療の目的となります」 と話すのは、昭和大学東病院眼科准教授の植田俊彦医師だ。 緑内障の外科手術はいくつか種類があるが、これまで一般的に実施されてきたのが「トラベクロトミー(線維柱帯切開術)」と「トラベクレクトミー(線維柱帯切除術)」という二つの方法だ。いずれの手術も眼球表面の粘膜と強膜を切開して実施する。トラベクロトミーは目詰まりしているフィルターを切開し、もともと備わっていた排出管へ房水を流れやすくする。トラベクレクト
2013/02/20 リンク