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書物の森のなかへ
みなさんのなかには、まだ文学部閲覧室の書庫に入ったことがない、という人がいるかもしれない。そんな... みなさんのなかには、まだ文学部閲覧室の書庫に入ったことがない、という人がいるかもしれない。そんな人のためにひとこと言っておくと、それは一生の損である。 もちろん、調べものをしていて、ある書物を探すために書庫に入ることもかまわない。しかし、わたしがここでおすすめしたいのは、特にこれという目的もなく、ぶらりと書庫に入ってみることだ。 樹海に迷い込んだような書物の森のなかを、あてもなく散策してみること。空調で大幅に希釈されているのは仕方ないが、それでもかすかな書物の匂いを吸い込んでみること。そして、どういうわけか立ちどまり、つい手が伸びてある一冊の書物をつかみだす、その指先の感覚を味わってみること。簡単に言ってしまえば、文学部で学ぶということは、この本をつかみだす指先の感覚を鍛えることに他ならないからだ。 あなたが数あるなかから偶然につかみだした書物は、とても古くて、先人の鉛筆による判読できない