今年の大学入試センター試験、単純ミスが続出/教育ニュース - 教育情報サイトeduon!

約57万人が志願した大学入試センター試験が1月19、20日にあった。昨年の試験で起きた大規模な配布ミスを受けて対策を講じたため、同様のトラブルは防げた。ただ、例年では考えられない単純ミスが続出した。問題訂正文の板書を誤り26会場で1950人に影響した。単純ミスの連発に、下村博文・文部科学相は22日の会見で「誠に遺憾」と述べた。 19日の大学入試センター試験で、活水（かっすい）女子大（長崎市）会場の女性受験生（19）が試験時間中に問題冊子を持ち出し、自分が通う予備校の関係者に渡していたことがわかったと、1月21日の朝日新聞が報じた。試験時間中の問題冊子の持ち出しが発覚するのは初めて。大学入試センターは20日に会見して謝罪した。 センターと大学によると、地理歴史・公民の試験開始から約30分後の19日午前10時ごろ、5階の教室にいた受験生が一時退出を希望し、問題冊子を手に持って室外に出た。冊子は