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半導体産業はコロナに負けない! 製造装置市場の動向を読み解く
新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の感染拡大が止まらない。この原稿を書いている2020年7月20日... 新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)の感染拡大が止まらない。この原稿を書いている2020年7月20日、世界全体で、感染者数の合計は1430万人、累計死者数も60万人を超えた。 コロナが終息する気配は一向になく、むしろ悪化の一途をたどっており、諸外国はいまだ鎖国状態を続けている。その結果、製造業では、需要が消滅し、さらに部品や材料のサプライチェーンが分断され、巨額の赤字を計上するなど、決算の見通しが立たない企業が続出している。 ところが、半導体産業では、コロナの影響がほとんどないように見える。例えば、微細加工技術のトップランナーである台湾TSMCでは、最先端露光装置EUV(極端紫外線)を用いた5nmノード(以下、ノードは省略)の量産が立ち上がっている。また、10月からは3nmのリスク生産が開始され、2021年前半に量産移行する。さらに、2nmの開発が本格化しており、2021年後半には、そ
2020/07/29 リンク