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・背景 海外からでも使える日本の研究費は少ないのですが、その一つがJST(科学技術振興機構)がやって... ・背景 海外からでも使える日本の研究費は少ないのですが、その一つがJST(科学技術振興機構)がやっている「さきがけ」です。3年半の期間で最大4000万円までの研究費です。 さきがけ 将来の教授になるひとたちがよく採用されていて、登竜門的な印象です。いつかは応募したいなと思っていて、まだちょっと早いかなという感じでした。が、聞けば同年代ぐらいの元同僚らも結構昨年応募していたし、分野的にちょうどフィットする領域もあることなので、思い切って応募してみることにしました。1領域は3年にわたって応募を受け付けますが、これを逃せば次は何年後にフィットする領域が来るかわからないので出し惜しみしても仕方がないし、まあ、ちょうどロックダウンでホームオフィスも増えたことだし。くくりは緩いものの、戦略に沿った提案が採択されるので、通常の科研費のようにどの分野でも出せるというわけではありません。他の方と比べるとまだ