ここにきて、失速した日本の「地方銀行」が「人材派遣業務」で大復活するかもしれない…！（近廣 昌志） @gendai_biz

就職先として地銀は本当に避けた方が良いのか 私が大学生だった頃、2000年頃の就活と言えば、就活支援企業が提供する膨大なカタログに含まれるハガキを送ることから始まっていた。 その後に会社説明会や面談の案内は、どこから情報を仕入れるのか、リクルート制で知らない先輩たちが直接くれていた。 私自身は大学院に進んで研究者になろうと思っていたものの、勉強だけして学者になるよりは、圧迫面接の銀行を受けても自分が通用するのか試してみたかったので、2行ほど受けた。 運よく2行ともに内定を出して貰えた。時は銀行破綻が続く時代で、新卒採用自体を取りやめる銀行もみられたので、それはそれで喜びを感じたものだった。 ここ20年間で就活は大きく変化してきた。オンラインでの資料請求やインターンシップという名の実質選考によって就活開始時期の大幅な前倒しなど、便利になったのか煩わしくなったのかは複雑である。 大学で金融論を