東京の国立大を目指した女性が高校3年間で「200万円貯金」した驚きの方法（阿部 恭子）

学歴があれば「勝ち組」なのか？ 月10万円の困窮生活、振り込め詐欺や万引きに手を染める、博士課程中退で借金1000万円、ロースクールを経て「ヒモ」に、日本に馴染めない帰国子女、教育費2000万円かけたのに無職…… なぜ高学歴でも生きづらいのか？ 発売即4刷が決まった話題書『高学歴難民』では、「こんなはずではなかった」誰にも言えない実態の数々に迫っている。 ここでは、「家賃6万円のアパートをシェア、セックスワークで支える難民生活」と題した30代女性へのインタビューをお届けする。 ※本記事は阿部恭子『高学歴難民』から抜粋・編集したものです（登場人物は仮名で、個人が特定されることのないよう一部エピソードに修正を加えています）。 上京の切符を手に入れる 私は無事に第一志望の県立高校に合格しました。たいてい、滑り止めとして他校も受験しますが、私は受験料がもったいなくて、本命一校だけの受験でした。 入