ボートレース界の絶対的権力者「競走会の天皇」が「八百長疑惑」を封殺…ファンを裏切る競艇界の「隠蔽体質」（欠端 大林） @gendai_biz

“競走会の天皇”が演説 前の記事『「尼崎はやらんばい」「全部6着たい」…実力派ボートレーサーが愛人にLINEで送っていた「予言」と、激推ししていた「選手の舟券」』で触れたように、ファンに対して何の説明もなく長崎支部に所属していたA1レーサー中村亮太選手を引退に追い込んだ、競走会の「隠蔽体質」は根が深い。 時は昨年2月にさかのぼる。 同月7日、全国に24あるレース場の施行自治体の市長が一堂に集う「ボートレース市長会」が都内で開催され、20名以上の市長のほか、笹川陽平・日本財団会長や小高幹雄・モーターボート競走会会長、瓜生正義・選手会代表理事らが出席した。 通常であればシャンシャンと終わるはずの市長会が、この日は冒頭から「波乱含み」だったという。出席者の1人が語る。 「直前の1月、中村亮太選手の八百長疑惑が報じられていたことが議題に上りました。いまや“競走会の天皇”とも呼ばれる小高会長が、いき