昭和はソロ、平成はグループ…ネタ切れかもしれない「令和の女性アイドル」に新たな物語は生まれ得るのか？（宝泉 薫） @gendai_biz

マンネリ気味の国内アイドルシーン YOASOBIの米国公演が発表された。現地の大手エージェンシーと契約し、今年8月にニューヨークとボストンでライブを行うという。昨年、海外でもヒットした「アイドル」を中心に盛り上がることだろう。 一方、国内のアイドルシーンはどうか。特に盛り下がっているわけではないものの、やや停滞しているように思える。それでも、男性アイドルについてはジャニーズ問題により、負の盛況みたいなことが起きたが、女性アイドルについては話題も小粒だ。 AKB系や坂道系グループからの卒業にしても、かつてほどの注目度はない。そういったグループでは最近、新曲発売や公演開始の延期も目立ち、その原因がプロデュースと作詞を手がける秋元康の納期遅れではないかとネットをざわつかせてもいる。 YOASOBIの「アイドル」が象徴するように、いまやアニメなどとも連携して、日本の「カワイイ」カルチャーを代表する