【有料会員限定記事】ふぐの季節がやってきた！（その1）「古代から愛され続けてきた美味なる魚の魅力」を（超高額だけれど）味わえる店（マッキー牧元） @gendai_biz

【有料会員限定記事】ふぐの季節がやってきた！（その1） 「古代から愛され続けてきた美味なる魚の魅力」を（超高額だけれど）味わえる店 今は鍋の季節だ。ましてや日本は鍋の国だ。肉系、野菜系、魚介系などなど、日本には鍋の種類がおよそ200近くもあるのだという。そのなかでも鍋の王様と言われるのが「ふぐちり」だ。 ＜ふぐの美味というものは実に断然たるものだ（…中略…）他に比せんとしても、これに優る何物をも発見し得ない（…中略…）画家に例えるならば、栖鳳や大観の美味さではない。（…中略…）然らば白鳳か天平か推古か。それそれ、すなわち推古だ。推古仏。法隆寺の壁画。それでよい。ふぐの味を絵画彫刻でいうならば、まさにその辺あたりだ。＞（「河豚は毒魚か」より）と最高の賛辞を贈ったのは、短歌の通人、北大路魯山人である。 また、『美味求真』を書いた木下健次郎は＜天界の玉饌なりと云うを得ずんば、まこと魔界の奇味なり