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東芝巨額粉飾決算事件「不透明な決着」の裏に霞が関の安倍政権への配慮がチラつく(長谷川 幸洋) @gendai_biz
「これでお仕舞」はおかしい 東芝の不正会計は歴代の経営トップたちが主導した組織ぐるみの巨額粉飾決算... 「これでお仕舞」はおかしい 東芝の不正会計は歴代の経営トップたちが主導した組織ぐるみの巨額粉飾決算事件だ。ところが、証券取引等監視委員会をはじめ本来、厳しく対応すべき「市場の監視役」たちはなぜか、そろって腰が引けている。いったい、どうなっているのか。 事件の概要は大々的に報じられているから、いまさら繰り返すまでもないだろう。不正会計は約7年間にわたって総額1562億円規模に達していた。責任をとって田中久雄社長ら歴代トップ3人を含む取締役8人と相談役の計9人が辞任した。 不可解なのは、証券監視等監視委員会の対応である。報告書を出したのは、あくまで会社側が選んだ第三者委員会だ。特別の権限があるわけでもなく、そもそも利害関係者が選んだ人たちなのだから、当然ながら、それで事件の真相が解明されたとはいえない。 第三者委の報告は報告として参考にしつつ、まずは監視委が権限に基づいて独自に調査し、処分を決
2015/07/24 リンク