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新型肺炎、日本の危機管理に「足りないもの」を専門家らが指摘(松村 むつみ)
新型コロナウイルス肺炎で、国内でも13日、ついに死者が出た。その後も都内や名古屋市で感染例が相次い... 新型コロナウイルス肺炎で、国内でも13日、ついに死者が出た。その後も都内や名古屋市で感染例が相次いでいるが、いずれも感染経路が不明な状態だ。16日に政府が行った第一回新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では、「国内発生早期」の段階ではあるが、「国内感染の状況が進行する可能性」が示されている。 そんななか、政府の対応に関して懐疑的な人も多く、「初期対応がまずかったのでは」という声も上がっている。日本の対応は実際にまずいのか、海外の事例に詳しい専門家2人に話を聞いた。 武漢からの帰国者への対応はどうだったのか パリ在住でフランスの医療政策に詳しい、日本医師会総合政策研究機構 フランス駐在研究員の奥田七峰子氏は、「日本政府が迅速にチャーター便を出して自国民を出国させ、フランス同様病院近くのリゾートホテルに隔離したのは評価できるのではないでしょうか」と言う。 ヨーロッパではじめてコロナウイルス感
2020/02/19 リンク