休校で妊娠相談増加する中高生を「羨ましがる」日本の大人たち（福田 和子）

これらは望まない結果を少しでも減らすために必要なものだ。しかし、日本ではそのどれもが足りていない。 現在日本の学習指導要領の中での性教育は、いわゆる「はどめ規定」といって、中学生には「受精、妊娠を取り扱い、妊娠の経過は取り扱わないものとする」とされている。すなわち、「避妊や中絶といったことは教える範囲から除外」されている。高校生になってもコンドームの付け方をきちんと知れることさえ殆どない。

[florentine]

“「1.人間関係 2.価値観、権利、文化、セクシュアリティ 3.ジェンダーの理解 4.暴力と安全確保 5.健康とウェルビーイング(幸福)のためのスキル 6.人間の体と発達 7.セクシュアリティと性的行動 8.性と生殖に関する健康」”