厚労省、新型肺炎の検査対象拡大 発熱とせきなども 潜伏期間10日間に見直し（毎日新聞） - Yahoo!ニュース

厚生労働省は4日、新型コロナウイルスによる肺炎が疑われる人を医療機関が保健所に報告し、ウイルス検査を受けてもらう対象者の基準を広げる方針を示した。世界保健機関（WHO）の最新の見解に基づき、感染から発症までの潜伏期間も「2週間」から「10日間」に見直し、経過観察する期間も同様に短縮する。 【新型肺炎の感染状況】 検査対象の拡大は、従来の基準では把握できない感染事例が国内で相次いでいるためだ。医療機関から保健所に報告を求める新たな基準は、①37・5度以上の発熱とせきなどの呼吸器症状がある、かつ②2週間以内に湖北省に渡航した、もしくは2週間以内に湖北省に滞在歴がある人と濃厚接触した－－とし、3日付で各自治体や医療機関に通知した。 従来との違いは、①の要件から肺炎の症状を外したことで、明確に肺炎の診断がない人も対象となる。②では、滞在歴や渡航歴を武漢市から湖北省全体にエリアを広げた。さらに渡航者

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ウイルス検査を受けてもらう対象者の基準を広げる方針を示した。世界保健機関（WHO）の最新の見解に基づき、感染から発症までの潜伏期間も「2週間」から「10日間」に見直し、経過観察する期間も同様に短縮