財政刺激策への各経済学者のスタンス - himaginary’s diary

マンキューがこのところブログで、財政による景気刺激策への疑念を露にしている。そこで、これまで出てきた各経済学者の財政刺激政策に対するスタンスを簡単にまとめてみた。 クルーグマン 6000億ドル。 フェルドシュタイン 3000億ドル。 サマーズ 社会を転換させるような技術への公共投資。 「speedy, substantial and sustained over a several-year interval」であるべき。 （１月時点では「temporary, targeted, and timely」を標榜していたが、情勢悪化により宗旨替えをした模様） テイラー 裁量的財政政策には反対（その旨の議会証言もしている）。恒久所得仮説から考えると、一時的な減税は効果が無い。これまでのブッシュ減税を恒久化すれば良い。また、財政の自動安定化装置だけでＧＤＰの2.5%の効果があることを認識すべし*1

[matcho226]

何が正しいのか分からない

[saka-san]

米国の財政支出に対する経済学者のスタンスの違い

[BUNTEN]

「恒久所得仮説」バブル崩壊からの実感としては、景気が悪化してから将来所得が長期的に下がったままだと見込むまでには数年程度のラグがありそう。(この仮定が正しい場合その間に期待所得を戻せるかどうかがキモ。)