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『偽装された自画像』by 出口 治明 - HONZ
人間と同じように、本にも「出会い頭」というものがある。シエナの至宝の1つで、ミケランジェロが感服し... 人間と同じように、本にも「出会い頭」というものがある。シエナの至宝の1つで、ミケランジェロが感服したルネサンス最高の女性画家アンギッソーラの表紙を見た瞬間、「これは読むしかない」と観念してしまった。頁を開いてみると、とても読みやすい本で、通勤の地下鉄など移動時間中に読み終えてしまった。でも、なかなかに面白い。 本書は自画像を読み解いたものである。自画像は「演出や偽装の入り込む余地がずっと大きい」なぜなら「自分自身のことほど公平無私に見ることが難しい対象はないし、自分自身のことは、ついついうぬぼれたり卑下したりしたくなってしまうからだ」。こうして20点の名作が俎上に載せられる。 1章は15~16世紀、ルネサンスとマニエリスムの時代。5人の画家が取り上げられる。自分をメディチ家にアピールしようとしたボッティチェルリ。ローマ教皇に精一杯抗議したミケランジェロ。子孫へ思慮深くあれという教訓を残そう
2014/12/08 リンク