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幡多荘 - Wikipedia
幡多荘(はたのしょう)とは、土佐国幡多郡のほぼ全域及び高岡郡の一部を占めた荘園。現在の高知県四万... 幡多荘(はたのしょう)とは、土佐国幡多郡のほぼ全域及び高岡郡の一部を占めた荘園。現在の高知県四万十市・宿毛市・土佐清水市・大月町・三原村・黒潮町・四万十町のほぼ全域と中土佐町の一部地域(久礼)にあたる。 概要[編集] 元々は国衙領で郡司の支配下に置かれていたが、平安時代末期に藤原忠通や経宗が土佐国の知行国主としてこの地に進出し、13世紀前期に忠通の曾孫である九条道家が自己の荘園として家司であった学者の菅原為長に管理させた。 嘉禎3年10月18日(1237年11月7日)付で九条家から出された「法橋某田地寄進状」に、幡多荘の名前が初めて登場している。 その後、建長2年(1250年)11月に道家が財産を嫡孫の九条忠家と三男の一条実経に分与した時に幡多荘は一条家の所領とされた。当時の幡多荘は幡多郡にあった幡多本荘・大方荘・山田荘・以南村などと加納地として別勅にて認められて幡多荘に編入されていた高岡