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FUJIC - Wikipedia
国立科学博物館に展示されたFUJIC。 FUJIC(フジック)は、日本で開発および製作された中では初めて本格... 国立科学博物館に展示されたFUJIC。 FUJIC(フジック)は、日本で開発および製作された中では初めて本格稼働した(狭義の電子式)コンピュータである。富士写真フイルム(のちの富士フイルム)の技術者であった岡崎文次が、レンズ設計の計算のために1949年に開発に着手し、1956年に完成させた。 国立科学博物館つくば資料庫が所蔵している[1]。2008年、情報処理学会の第1回情報処理技術遺産に指定された。 黎明期のコンピュータ開発は、ENIACに代表され、日本ではTACのような、国家的プロジェクトやそれに準ずる規模の大企業のプロジェクトとして進められたものと、EDSACのように少数の研究者を中心としたチームにより作られたものとに分けられる。FUJICは後者である。 電機メーカーではなく、計算需要者の側であった一民間企業の個人が、通常の業務時間の合間をぬって資料や材料を地道に集め、技術面も複雑な
2023/06/21 リンク