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JAALA2024国内展出品募集要項
世界をきな臭い雲が覆い始めている。この状況に何をなしうるだろうか。JAALAは1977年の創立以来、評論家... 世界をきな臭い雲が覆い始めている。この状況に何をなしうるだろうか。JAALAは1977年の創立以来、評論家針生一郎の考えに賛同した多くの美術家たちによってそれまでの欧米中心主義を改め、当時いわゆる第三世界と呼ばれた国や地域の作家たちとの交流·連帯を続けてきた。 長年JAALAを支えてきたひとりである佐藤俊夫は帰らぬ人となったがそのテーマは一貫して「権力と戦争に対する憎悪」であった。佐藤の作品の一部を今回の国内展で展示し、追悼と共にJAALAの立ち位置を改めて確認する機会にしたいと考えている。この混迷する世界の中で、私たちは自身の表現を通して、社会に開かれたアートの地平をあらわにしたいと思う。今回も多くの表現者がJAALAのもとに集うことを願っている。