韓国、自国航空会社保護ためＵＡＥ航空会社の増便要求を拒否

韓国との運航本数を２倍に増やしてほしいというアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）側の要求は最後まで通ることはなかった。中東航空会社の低価格攻勢に大きな打撃を受けている自国の航空会社を保護するための韓国側の折衷案をＵＡＥ側が拒否したためだ。 １日、韓国国土交通部や航空業界によると、先月２６～２７日にＵＡＥの首都アブダビで開かれた「韓国－ＵＡＥ航空当局間協議」で、互いに一歩も譲らない神経戦の末、両国間の運航本数増便に対する交渉が決裂した。 これに先立ち、ＵＡＥ側は仁川（インチョン）～ドバイ（週８便）、仁川～アブダビ（週７便）路線の運航本数を各７本ずつ増やすよう要求した。韓国は大韓航空だけで仁川～ドバイ路線を週７便運航中だ。アシアナ航空は、莫大な政府支援金をバックにしている中東航空会社との競争に負担を感じて就航そのものを断念した。 今回の協議で韓国代表団は▼ＵＡＥ側の航空会社（エミレーツ航空、エティハド航

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"現在、ＵＡＥ～韓国間の航空旅客数は年間６５万人ほどで、このうち８２％の５３万人をＵＡＥ側航空会社が輸送している。特に、このうち７０％以上がドバイやアブダビを経て欧州やアフリカに向かう乗り継ぎ客"。