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日本が国債のツナミにのみ込まれない理由 ホームバイアスという強固な堤防に守られた国 | JBpress (ジェイビープレス)
長期金利が一時1.5%近くまで上昇した。11月16日付「日本を襲う国債のツナミ」(英紙フィナンシャル・タ... 長期金利が一時1.5%近くまで上昇した。11月16日付「日本を襲う国債のツナミ」(英紙フィナンシャル・タイムズ=FT)でも指摘されたように、外資系ファンドなどの売り仕掛けによるものだ。しかし、発行残高の累増を理由に財政破綻懸念をあおり、国債を空売りする「ガイジン」は、これまでのところ連戦連敗。今回も、1.5%手前であっさり、跳ね返された。そして、恐らく、今後も勝ち目は薄いと見ている。 FTの解説記事は、財政危機を煽る方向の見出しであり、それ自体は政府・与党に対する警鐘として有意義ではある。確かに、日本の財政赤字は深刻な状態だ。しかし、日本には、財政赤字が膨らんでも金利が上がりにくい特殊なメカニズムが働いている。警報は出ているものの、実際には大して潮位は上がらず、国債のツナミにのみ込まれる心配は、当面無い。その理由を可能な限り、平易に解説しよう。 国債増発、家計が受け皿に
2009/11/30 リンク