李克強指数で中国経済を判断すると間違える理由 | JBpress (ジェイビープレス)

しかし、最近になっても、政府機関、有識者、メディア報道等において、李克強指数で中国経済を判断している例は枚挙にいとまがない。そこで改めて、この問題について論点を整理してみたい。 李克強指数というのは、以前李克強総理が総理に就任する前に、中国の経済指標で信頼できるのは、電力消費量、鉄道貨物輸送量、中長期の銀行貸し出しの3つであると述べたことから、このような名前が付けられた。 結論から言えば、李克強指数を見て中国経済を判断できた時代は過ぎ去った。10年前であれば、ある程度意味のある指標だった。 その後、中国経済の構造は大きく変化したため、今では李克強指数を見て判断すれば、確実に実体経済に比べて下方バイアスがかかる。したがって、中国経済を客観、中立的に分析する場合には李克強指数を用いるべきではない。以下ではその理由を説明する。 2．中国経済のサービス化 李克強指数に含まれる3つの指標のうち、電力

[ranobe]

分析できているとして、ちゃんと対策できるかどうかは別のお話。日本、欧州ちゃんは比較してより正しいだろう統計を見て対策できていましたか

[noranekoma]

というより「李克強指数ですら中国経済を判断することは出来ない」のがヤバい。つまり予測不能だ。そんな指数よりも中国経済の信用（負債）が3000兆円に達するという、恐るべきバブルがどうなるかの方が問題だ。

[yasudayasu]

製造業の生産拠点は高炉、造船所、石油化学コンビナート、自動車工場、半導体工場などである。サービス産業の生産拠点であるオフィスビル、商店、レストラン、病院、学校などに比べて電力消費量が桁違いに大きい。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[Baatarism]

問題はそこまで努力していても中国の統計当局が見落としている要素があった場合か。

[kei_1010]

中国の統計情報が信用できる、という数少ない記事。