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【電遊奇譚:其十一】アップライト筐体と二百円玉
すべての駄菓子屋にはなんらかのゲームが置いてある。これは厳然たる事実だ。 その駄菓子屋は店外のひさ... すべての駄菓子屋にはなんらかのゲームが置いてある。これは厳然たる事実だ。 その駄菓子屋は店外のひさしの下に筐体がいくつか並んでいて、私はそこでよく「メタルスラッグ」をプレイした。筐体の並びのいちばん端に、ジュースの自動販売機があった。私はそこで売られているもののうちのひとつが大好きで、よく飲んでいた。あるとき、いつものように「メタルスラッグ」で遊んでいると、大人があらわれて自動販売機に鍵を差し込み、冷蔵庫を開けるみたいにして前面を開けた。私はとても驚いた。当時は自動販売機のことを、際限なくジュースがわき出てくる泉のようなものだと思っていたのだ。 私は「メタルスラッグ」を遊ぶのも忘れて、その大人が自動販売機の内蔵をいじるところを眺めていた。彼が運んできた台車の上には、補充のための大量のペットボトルが積まれていた。それは、一生かかっても飲みきれないくらいの量のように見えた。その大人は補充を終え