北朝鮮で米国人拘束、米国務省「人道的見地から釈放を」

４月１２日、米国務省のトナー報道官は、北朝鮮で米国人が身柄を拘束されていると発表した。写真は韓国側から撮影した北朝鮮のギジョンドン。昨年８月撮影（２０１１年 ロイター/Jo Yong-Hak） ［ワシントン １２日 ロイター］ 米国務省のトナー報道官は１２日、北朝鮮で米国人が身柄を拘束されていると発表し、人道的な見地からこの人物が釈放されるべきとの考えを示した。 同報道官は、在平壌のスウェーデン大使館員が拘束中の米国人に接見したと明らかにし、「この米国市民に対し、国際的な人権法に基づいた対応を行うよう北朝鮮政府に求める」と記者団に述べた。 米国務省は、拘束されている人物から許可を得ていないことから、身元について公表していない。匿名の米政府当局者によると、この米国人は数カ月間にわたり北朝鮮に滞在していたとみられる。

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北朝鮮で米国人拘束、米国務省「人道的見地から釈放を」