全国百貨店売上高、4月は2カ月ぶりプラス 免税品3倍増

５月１９日、日本百貨店協会が発表した４月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比１３．７％増の４７２２億円と、２カ月ぶりにプラスとなった。都内で昨年９月撮影（２０１５年 ロイター/Yuya Shino） ［東京 １９日 ロイター］ - 日本百貨店協会が１９日発表した４月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比１３．７％増の４７２２億円と、２カ月ぶりにプラスとなった。前年同月は消費増税後の買い控えで同１２．０％減と落ち込んでいたことの反動。一方、花見客などの増加により訪日外国人の免税売上高は前年比約３倍、購買客数は初めて２０万人を超えた。 ４月は東京・名古屋・大阪の３大都市圏が堅調だっただけでなく、全地区が前年比プラスを確保した。１３．７％という伸び率は、消費増税前の駆け込みがあった１４年３月以来の高い伸び。ただ、特殊要因がなかった一昨年比では０．１％増と微増にとどまっている。 駆け込み

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１３．７％という伸び率は、消費増税前の駆け込みがあった１４年３月以来の高い伸び。ただ、特殊要因がなかった一昨年比では０．１％増と微増にとどまっている。 駆け込みが大きかった身のまわり品