エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
中川右介『坂東玉三郎』 - jun-jun1965の日記
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
中川右介『坂東玉三郎』 - jun-jun1965の日記
この本をようやく通読した。『団十郎と歌右衛門』の時から、中川氏は、老いて醜くなってなお歌舞伎界に... この本をようやく通読した。『団十郎と歌右衛門』の時から、中川氏は、老いて醜くなってなお歌舞伎界に君臨した歌右衛門を批判し続けており、ここでも歌右衛門は、歌舞伎座立女形の座を守り、玉三郎を歌舞伎座から排斥した(らしい)敵役を演じさせられている。私はそもそも、歌右衛門も若いころは美しかったとか、藝が優れていたとかいうこと自体を疑っているので、こういう本は小気味よい。 とはいえ、私は玉三郎の賛美者ではない。実は、女形には、美しくないけれどいい、というのがあって、玉三郎の美は、歌舞伎女形のよさとはちょっと違うと思うのである。私には、若いころの扇雀つまり今の藤十郎のほうが歌舞伎らしい美だと思うし、60歳を過ぎてからの秀太郎、あるいは芝翫、ないし孝太郎の、脇役で見せる、美しくない女形に味わいを感じる。 しかし、前著以来、どうも「團十郎びいき」が過ぎると感じることがあって、先代團十郎ががんで死んだのを、