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使い終わったら生殖器をポイっと捨てる。奇妙で不思議なウミウシの生態が明らかに(日本研究) : カラパイア
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使い終わったら生殖器をポイっと捨てる。奇妙で不思議なウミウシの生態が明らかに(日本研究) : カラパイア
学名「クロモドーリス・レティクラータ(Chromodoris reticulata)」と呼ばれるこのウミウシは、東南ア... 学名「クロモドーリス・レティクラータ(Chromodoris reticulata)」と呼ばれるこのウミウシは、東南アジアの暖かい海に生息している。人間の親指ほどのサイズで雌雄同体、交尾の際には雄と雌の両方の役割を担い、相手に精子を与える一方で、相手からも精子を受け取り、のちの受精のために蓄えておく。 研究チームによると、このウミウシは24時間で、外側に突出した使用済み生殖器を切断し、巻かれた状態で体内に圧縮された幼い生殖器を外側に出すことができる。また、この行為を少なくとも3回は行うことができるという。つまり3回は再生可能なのだ。 また、生殖器には細かい逆トゲがあることもわかった。交尾の相手の体内に蓄えられている他個体の精子をかき出すのに使われているとみられる。 尾を切り離すヤモリのように、さまざまな生物が、自らの体の一部を切り離すことが知られている。だが生殖器を切り離す動物は極めて少な