2歳の孫が食べない 見慣れぬ食べ物は「モンスター」 | kencom

2歳男児の孫。食べられる品目が少なく、食べるスピードも遅めです。白米や牛乳、魚は好きですが、肉類は食べません。うまくかんで食べられません。身長は伸びていますが、体重は増えません。時期が来れば食べられるようになりますか。（京都府・N） Q 偏食の理由は。 A 2歳ごろの子どもは見た目で判断するので、食べたことのない食べ物は、子どもにとっては「モンスター」です。慎重な子ほどこの傾向は強く出ます。心身の発達には個人差があり、親が悪いわけではありません。運転免許の教習所でも、最初から上手な人もいれば、ずっと慎重な人もいるはずです。 Q 偏食の子の割合は。 A 厚生労働省の2015年度の乳幼児栄養調査では2～6歳の約3割が偏食と報告されています。50品目以上が理想ですが、中には10品目以下しか食べない子もいます。年齢相応の食事ができず、子育てが難しく、集団に入れないなど困りごとが出る場合、乳幼児摂食