葛篭の中から「ももんがあ！」の巻 ～『大鳥毛庭雀』（『舌切り雀』）その８～ - うきよのおはなし～江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ～

『大鳥毛庭雀』［『舌切り雀』］の続きだよ！ ももんじい！ ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して利用しています。 国立国会図書館デジタルコレクション - 大鳥毛庭雀 2巻 ※画像はクリックすると拡大します。 ①本文 【原文】 婆、雀に会ひ、葛篭《つゞら》を貰ひ、欲深き故、大きに悦《よろこ》び、内《うち》まで来るを待ち兼ね、道にて葛篭を開けて見れバ、こハはいかに、異界・異形の化け物、現れ出づる。 【さっくり現代語訳】 ババはスズメに会って、葛篭を貰いました。 ババは欲が深いので、スゲー喜んで、家に帰るまで待てず、道の真ん中で葛篭を開けてみると、何と言うことでしょう、この世の物とは思えない恐ろしい化け物たちが出てきました。 【解説】 良かった、ここは普及してる舌切り雀のお話と同じで、お婆さんが葛篭を開けたらお化けが出てきます♪ でも、知ってる舌切り雀のお話はこの辺り

[URURUNDO]

お歯黒をしている妖怪。成る程とうなりました。

[ColdSnap]

お歯黒でわかるんですね。昔は便利。

[kapibara5168]

ももんがあ、の更に力強いバージョンが「ももんぐわぁー！」かしら？さすがのごうつくババも仏に祈るとは、よっぽど怖かったんでしょうね。南無南無…

[tukkoman]

そんな簡単に変われるの！？(笑) 三つ目の日頃の行いだな。

[keiko-blog]

見越し入道も怖いけれどろくろ首のケラケラ女が出てきたらババは目が白黒、口もへの字になっちゃってるΣ(ﾟДﾟ)すずめの頭も奇妙(>_<)復習されてるのですねぇ。くわばらくわばら…

[toikimi]

雀が日本髪に櫛？「けらけら笑へ」はお化け的に逆転の発想です。ほんとに「ももんがあ」と言うんですねぇ。

[bob0524]

待ちきれず開けてしまうところが腹黒だけどちょっとかわいい。

[kanahiro9-22_22-8-8]

やはり因果応報のようなものがすっきりするんでしょうねぇ～(*´▽｀*)あれっ？輪っかコーナー(笑)三つ目君焦ってる～(笑)

[munazouchan48]

ぐわぁーーっ！婆さん、やはりやりおった！オーマイガッ！ハラタマキヨタマ・・南無阿弥陀仏・・南無阿弥陀仏・・・かしら？・・・んーどうでしょう？ (ミスターのモノマネで)

[mashley_slt]

す、す、雀っていうか妖怪！！ちょっと怖い…でもババのせいだ仕方ない！ももんがあ！

[harienikki]

スズメの復讐劇ですね❣️

[happy-ok3]

こんばんは。＞「ももんがあ」は化け物が人を驚かせる言葉。今年の流行語にならないでしょうか？ばばさん、欲がすぎると、怖い目に遭いましたね。