［11］水戸黄門、八幡の藪知らずへ！～江戸時代に書かれた水戸黄門漫遊記～ - うきよのおはなし～江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ～

『義公黄門仁徳録《ぎこうこうもんじんとくろく》』［江戸中後期成立か。呑産通人(呑産道人)作］巻二十七「下総国八幡宮藪を八幡知らずと申す事」 ※国文学研究資料館所蔵 (CC BY-SA) 新日本古典籍総合データベース 【原文】 両手を伸べて義公様を捕らへ、目より高く差し上げたり。 義行様も差し上げられながら、御刀を抜き給ひ、 「無礼な奴」 と仰せながら、切り付け給ひバ［給へバ］、其の儘《まゝ》取つて投げつけられしに、義行様、矢張《やは》り以前の薮の中に立ち給ひ、風の音のミ木霊《こだま》に残り、時刻も然《さ》のみ経ちたる躰《てい》にも非《あら》ず。 四方を見渡し給ひど［給へど］、只一面の薮にて、少しも怪しき事ハ無し。 此処《こゝ》に於《お》ゐて、初めて御心付き給ひ、 「此の薮ハ八百万神《やほよろづのかみ》住み給ふ、神の森なり。 後／＼決して人の出入りも禁制致すべし」 と有つて、薮の外へ出給ひバ

[URURUNDO]

１話から一気に読みました。狐に騙される話もよくあり、夢も長い話が一瞬で、八幡の藪知らずもそれと同じジャンルなんでしょうか？。黄門様も天帝の使いもどちらも偉そうにしていますね。暗闇と藪行きは禁制です。

[Kitajskaya]

黄門様も無事に元の場所に戻れて良かったですね。江戸にほど近い場所で、このような禁足の地があるのは驚きです。それにしても神様の行いとは思えない死体の山の正体は一体何なんでしょうねえ？気になります。

[sg8yktrt]

恐いもの知らずの黄門様でも青ざめるくらい恐かったってことなんですね。さすが八百万の神様！三つ目さんが外食しているのには驚きました。どんなお店なのか知りたいです。

[mkonohazuku]

神様のなさることだったのですね。でも死体は怖すぎましたよね。次回の解説楽しみにしています😆

[hukunekox]

八百万の神様が住んでるところでしたか、これは土足で行ってはいけない所だったんですね😅黄門様投げられても元気とはさすがです✨八幡という場所なんですね

[harienikki]

「八幡知らず」私も車で15分ほどの所に住んでいたことがあったのですが、本当に知りませんでした。黄門様は大胆な方ですわね。(^O^)

[santa-baking]

黄門様、けっこうバチ当たりなのでは・・・。現代であれば、ほぼ間違いなく老害と言われそうな気も・・・。(=ﾟωﾟ)ﾉ

[Kaimotu_Hatuji]

神様に投げられても生還するとは！さすが黄門様😀

[kaedeya]

薮を出たら１０年経っていた、ということもなくてよかったよかった。で、三つ目くんは何を召し上がったのでしょう。蚊の目玉？