中越関係に突然のきな臭さ、関係悪化を招いた3つの伏線と2つの地雷（いまじゅん） : 中国・新興国・海外ニュース＆コラム | KINBRICKS NOW（キンブリックス・ナウ）

■2014年は中越関係受難の年か？南シナ海を巡る3つの伏線と2つの地雷■ a82010_9384 / hr.icio 始まったばかりの2014年ですが、中越関係がきな臭くなっています。 日本メディアで報じられましたが、年明けから中国によるベトナム漁船の「破壊」があったようです。同時に、南シナ海領海における警察権を強化したとする海南省の条例が注目され、周辺国の激しい反発を呼んでいます(条例自体は11月に可決されたもので、内容はEEZに対する一般的な対応でしかないというKinbricksさんの分析もありますが)。 この「破壊」や条例については他の方にお任せするとして、本稿ではベトナムの視点から、「きな臭さ」が増す経緯を追って見ることにします。私の見るところ、この「きな臭さ」には「3つの伏線」がありました。さらに今後、情勢を悪化させかねない「2つの地雷」が待っています。 ■伏線1：安倍首相靖国参

[the_sun_also_rises]

今の中国の外交だとこうやって周辺国と対立を深めるだけ。日本は強かに敵失を待てばいい。そしてそれを利用する。南シナ海で起こることは東シナ海でも起こる。ベトナムなど東南アジア諸国との連携は重要だ。

[daybeforeyesterday]

あ(そ)っか

[frothmouth]

う～む

[kinbricksnow]

中国によるベトナム漁船の「破壊」、南シナ海の警察権強化条例というニュースが飛び込み暗雲たちこめる中越関係。問題を招いた3つの伏線と今後の燃料となりかねない2つの地雷をご紹介