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ハンミョウとは? 意味や使い方 - コトバンク
甲虫目ハンミョウ科の昆虫の総称,またはそのうちの1種を指す。ハンミョウCicindela japonicaは本州から... 甲虫目ハンミョウ科の昆虫の総称,またはそのうちの1種を指す。ハンミョウCicindela japonicaは本州から九州までの各地に生息する。藍色,紫色,赤色,緑色などにいろどられた体は金属光沢を放ち,地表から体を高く支える細長い胸脚と餌物をとらえる鋭い大あごをもつ。体長約20mm。5~8月ころに多く出現し,昆虫などの小動物を求めて地表近くを飛び,着地しては大きな複眼であたりをうかがう。また人が近づくと前へ前へと飛ぶ習性があり,ミチオシエ(道教え)と呼ばれる。初夏のころ地面に産卵管で穴をあけて1卵ずつ産みつける。幼虫は土中に縦に細い穴を掘り身を潜め,近づいた小動物をすばやくとらえて穴に引っぱりこんで食べる。幼虫は鋭い大あごと第5腹節背面には対をなすかぎ状の突起がある。幼虫で越冬,翌年の夏ごろ土中でさなぎを経て成虫となり,成虫で越冬する。 ハンミョウ科Cicindelidaeは世界から約20
2016/03/24 リンク