『誤謬論入門 優れた議論の実践ガイド』を読んだ - こまぶろ

3月に発売されたばかりの『誤謬論入門 優れた議論の実践ガイド』（原題：Attacking Faulty Reasoning）*1を読んだ。 誤謬論入門 優れた議論の実践ガイド 作者:T・エドワード・デイマー九夏社Amazon 原書は、非形式論理学・クリティカルシンキングの教科書として使われているもので、初版が1980年、今回の翻訳の底本となっている第7版が2013年の出版と、帯に謳われている通りの「ロングセラー」本のようである。 自分はこの分野が専門だったわけでもないのだが、論理学には学生時代少し興味があったし、どうすれば議論を実りのあるもの、平行線を辿らずに済むものにできるかということを意識する機会も多いので、この翻訳本の紹介を見てすぐ予約購入した。 「前件否定の誤謬」や「規範的前提の欠如の誤謬」といった「論理学らしい」誤謬のほかに、「藁人形論法」や「お前だって論法」といったTwitte

[cartman0]

“Attacking Faulty Reasoning”　原著の値段やばいな https://www.amazon.co.jp/Attacking-Faulty-Reasoning-Practical-Fallacy-free/dp/0495095060

[murashit]

このへんなら『論証の教室』とかも

[kjin]

これは読んでみたい。特に1-3章。自分が他者に対しての敬意みたいに思う事を言語化してくれてそう。

[turanukimaru]

argument は例えば「仮に同じ長さの三つの辺を持つ図形を描くとする」「角の数とその大きさを述べよ」くらい議題（argument）と論述が対応しているものなので日本人の想像する議論（discussion）とはだいぶ違う。関数に近い。

[katsyoshi]

amazon を見てたら気になるタイトルだったのでまとめてくれるの嬉しい。

[hirorinya]

欲しい

[take-it]

これは面白そう。

[roirrawedoc]

面白そう & twitterあたりの有象無象の間でいかにも流行りそう

[koo-sokzeshky]

"誤謬ゲームのルール" のくだり、ゲームという単語のニュアンスは実際読まないと分からないけど、合目的性の観点で大事な内容だと思う（自戒を込め）。勝ち負けか協力かの違いがこのへんに現れてくる

[Lhankor_Mhy]

おもしろそう。