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「銭湯ぐらし」を通して気づいた新たな可能性 衰退の先にある「余白」は、私たちに何をもたらすのか?
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2人の出会いがなければ「銭湯ぐらし」は生まれなかった 平松佑介氏:最後は、僕はカトちゃんって呼んで... 2人の出会いがなければ「銭湯ぐらし」は生まれなかった 平松佑介氏:最後は、僕はカトちゃんって呼んでますけど、加藤くんにお話ししてもらいたいと思っています。この銭湯ぐらしは、彼との出会いがなければ生まれることはありませんでした。 僕が冒頭で話したように、当初は「いよいよ新しい建築にしていこう」、「新しい建築を考えていこう」ということで、「新たな建築として、銭湯の価値を高める建築をするにはどうすればいいのか?」というのをいろんな人に相談していった時に、彼を紹介されて。 まあ、彼といろんな話をした時に、「いや、そもそも既存のこのアパートを活用したプロジェクトをやりましょうよ」ということを彼が提案してくれて、企画書をつくってくれました。 このアパート自体は僕の所有ではなくて、僕の父親が所有しているアパートになるので、当然こういうことをやりたいと、こういう仲間内、若いメンバーで盛り上がっても、父親の