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「いい会社」ほど矛盾や朝令暮改を怖れない 入山章栄氏×生産性向上の専門家が語る、正しい戦略を実行できない企業の落とし穴
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「いい会社」ほど矛盾や朝令暮改を怖れない 入山章栄氏×生産性向上の専門家が語る、正しい戦略を実行できない企業の落とし穴
多くの企業が生産性向上や付加価値創出を目指しながらも、この数十年、実効性のある取り組みはなかなか... 多くの企業が生産性向上や付加価値創出を目指しながらも、この数十年、実効性のある取り組みはなかなか進んでいない現状があります。その背景にある課題や、ありたい姿を実現するための具体的なステップについて、早稲田大学の入山章栄教授と株式会社スタディストの庄司啓太郎氏が対談を行いました。前編では、2024年に潮目が変わりつつある理由や、企業が「コスト削減か投資か」の板挟みから抜け出すためのアドバイスなどを語りました。 「経営学×業務改善」から見えてくる、生産性向上のヒント ───日本経済の低迷や生産性の低さは、長く問題視されている一方で、なかなか変化が見られない状況です。DXなども徐々に進んできてはいますが、どうすれば本当に実効性のある取り組みができるのでしょうか。今回は、二人の識者の方々をお迎えしてヒントをいただけたらと思います。まず、入山さまから自己紹介をお願いします。 入山章栄氏(以下、入山)