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余録:落語の居候はたいがい勘当された若旦那で… - 毎日新聞
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余録:落語の居候はたいがい勘当された若旦那で… - 毎日新聞
落語の居(い)候(そうろう)はたいがい勘当(かんどう)された若旦那(わかだんな)で、物の役に立た... 落語の居(い)候(そうろう)はたいがい勘当(かんどう)された若旦那(わかだんな)で、物の役に立たない。だが居候も食客と言い換えると、多彩な才能によって有力者に抱えられた古代中国の論客、政客、剣客などを思い出す。なかでも「食客三千人」といわれた孟(もう)嘗(しょう)君(くん)の話は有名だ▲「鶏鳴狗盗(けいめいくとう)」は斉(せい)の王族・孟嘗君が秦(しん)を逃れて命拾いするのに、同行の食客の才が役立った故事に由来する。才といっても犬のように素早い盗みと鶏の鳴きまねだった。鶏鳴狗盗はつまらぬ才のたとえとされたり、いざという時に思わぬ芸が役立つのを表したりする▲人は体の内にも多くの居候、あるいは食客のような微生物を抱え、それらと共生している。大腸内にすむ腸内細菌がその代表で、種類は約1000、数にすれば数百兆個というから孟嘗君もびっくりだ。それら腸内の食客が健康に及ぼす影響をめぐる最新研究である