イチロー最多安打：「継続できる天才」元専属打撃投手 | 毎日新聞

日本時代のイチロー選手を知る関西の人たちも大記録をたたえた。元オリックス・ブルーウェーブ（現オリックス・バファローズ）の打撃投手、奥村幸治さん（４４）は「歴史的な瞬間を共有できて幸せだ」と語った。奥村さんは１９９４年、イチロー選手が日本記録のシーズン２１０安打を達成した時の専属打撃投手。「イチローの恋人」とも呼ばれた。 寮では、寝ようとする午前１時ごろになると、室内練習場から打球音が聞こえてきたという。当時２軍のイチロー選手だ。午前４時ごろまで続くこともあった。「彼なりのルーティンをきちっと守る。継続できる天才」と振り返る。今回の記録も「地道な努力の積み重ねで生まれた。一日でも長く現役での活躍を見るのが楽しみだ」と期待を込めた。

[mainichijpedit]

イチロー最多安打:「継続できる天才」元専属打撃投手