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2・26事件:「行動、間違いなかった」将校からの手紙 | 毎日新聞
「昭和維新は当時日本の現状改革と相まって将来像の青写真を巡った朝野二分の巨きな事件」などとつづら... 「昭和維新は当時日本の現状改革と相まって将来像の青写真を巡った朝野二分の巨きな事件」などとつづられた手紙=石綿清一さん提供 1936年に起きた「2・26事件」に参加した将校からの手紙を、元毎日新聞浦和(現・さいたま)支局長の石綿清一さん(94)=さいたま市浦和区=が保管していることが分かった。首謀した青年将校らに思想的影響を与えたとされる国家社会主義者・北一輝(きた・いっき)(1883~1937年)をたたえる内容で、事件から半世紀以上が過ぎた91年に受け取った。事件を「昭和維新」と記した文面などに、石綿さんは「『自分たちの行動に間違いはなかった』と思い続けていたのだろう」と思いを巡らせた。 手紙の差出人は埼玉県寄居町に住み、2006年に96歳で亡くなった麦屋清済(むぎや・きよずみ)さん。事件では斎藤実内大臣の襲撃に参加し、裁判で無期禁錮の判決を受け、42年に出所した。
2017/02/27 リンク