奈良・法輪寺：飛鳥時代の鉄製の舎利蓋発見 | 毎日新聞

聖徳太子にゆかりがあるとの説がある奈良県斑鳩町の法輪寺で、７世紀後半の三重塔創建時に納めたとみられる「舎利孔鉄蓋（しゃりこうてつぶた）」が見つかった。釈迦（しゃか）の遺骨「仏舎利」の容器を建物心柱の礎石（心礎）に開けられた穴に納めた後にふさいだ丸いふたで、古代寺院で用いた鉄製のものが確認されたのは初という。２３日に発表した同町教委は「飛鳥時代の舎利埋納儀式を知る上で重要」としている。 ふたは直径約３３センチ、厚さ約１ミリ、重さ約７００グラム。寺の蔵に保管されていた鉄板が舎利孔鉄蓋と確認された。

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“奈良県斑鳩町の法輪寺で、７世紀後半の三重塔創建時に納めたとみられる「舎利孔鉄蓋（しゃりこうてつぶた）」が見つかった”

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“「仏舎利」の容器を建物心柱の礎石(心礎)に開けられた穴に納めた後にふさいだ丸いふたで、古代寺院で用いた鉄製のものが確認されたのは初”