ＦＩＦＡ報告書：Ｗ杯招致 ロビー活動が白日に | 毎日新聞

日本の贈り物、招致ガイドラインの上限超える ２０１８、２２年のサッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）招致を巡る不正行為について国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）が２７日に公表した調査報告書は、不透明なロビー活動の一端を白日の下にさらした。開催地の候補となった両大会計９者のうち、１者を除く全てが、程度の差はあるものの招致活動における問題を指摘された。 両大会の開催地はスイス・チューリヒで１０年１２月に行われたＦＩＦＡ理事会の投票で決まった。投票の対象となった候補地は、１８年大会がロシア▽スペイン・ポルトガル（共催）▽オランダ・ベルギー（同）▽英国の４者。２２年大会はカタール▽米国▽韓国▽日本▽オーストラリアの５者だった。