中学生：長時間部活、学習に影響か 名大院生が分析 | 毎日新聞

指針作り参考に 部活動の時間が長すぎると、生徒の学習習慣にも影響する－－。こんな分析結果が近くスポーツ庁の有識者会議で報告される。全国学力・学習状況調査（全国学力テスト）でも、部活動を平日１～２時間している中学生の正答率が高く、３時間以上は低い傾向がみられた。有識者会議は、部活動の適切な活動時間や休養日などの指針作りに役立てる見通しだ。 分析したのは名古屋大大学院の加藤一晃さん（２６）。ベネッセ教育総合研究所が２０１３年に実施した「放課後の生活時間調査」の中学１、２年生（計２１７９人）のデータを基に、部活動と学習習慣の関連を調べた。