防衛省の証言者特定調査：ＮＰＯが抗議表明 | 毎日新聞

防衛省が保管する公文書ファイルが、インターネットで公表される目録に抽象的な名称で登録され、国民が検索しづらい状態になっている問題で、ＮＰＯ法人・情報公開クリアリングハウスの三木由希子理事長は３１日、実態を毎日新聞に匿名で証言した職員を特定しようとしている同省の調査への抗議を表明した。抗議文を３０日に小野寺五典防衛相宛てに郵送したという。 毎日新聞は５月１３日、少なくとも４万件のファイル名が抽象化されていることや、「抽象化の目的は情報公開請求の回避」などとする職員の証言を報道。同省は「規則に反し、取材を受けたことを上司らに報告しなかった」として職員を特定する調査を開始した。

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同省は「規則に反し、取材を受けたことを上司らに報告しなかった」として職員を特定する調査を開始した。