出版：学生運動の熱狂どこから？ 伊東潤「ライト マイ ファイア」×山本直樹「レッド」刊行記念対談 | 毎日新聞

1970年に起きた「よど号ハイジャック事件」の謎に迫る伊東潤さんの小説「ライト マイ ファイア 」が6月、毎日新聞出版から刊行された。同時期の過激化する若者たちの青春群像を描いた山本直樹さんの漫画「レッド 最終章 あさま山荘の10日間」（講談社）も23日、刊行される。同い年生まれ、同じキャンパスで学生時代を過ごした著者二人が作品にかけた思いを語った。 伊東 山本さんと僕は同じ1960年生まれですね。学年だと山本さんが一つ上ですか。

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閉じた状況で常軌を逸していく人々。オウムなど／いけいけどんどんの人ばかり残ってしまった。長州攘夷派の過激さとの共通性／重信房子に「もっと楽しそうに描いてよ、楽しかったんだから」と言われるｗ

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“「もっと楽しそうに描いてよ、楽しかったんだから」って言われました。いや、楽しそうに描いてるんですけどねと言ったら、「いや、もっと楽しかったんだ」って言ってました”

[Louis]

山本直樹「重信房子さん（日本赤軍最高幹部）に一度面会したんですけど、「レッド」を読んだらしくて、「もっと楽しそうに描いてよ、楽しかったんだから」って言われました」