尼崎市立中学体罰 生徒から相談受けた教員2人が校長らに報告せず | 毎日新聞

尼崎市立中学での体罰が発覚し、頭を下げる松本真教育長（左端）ら＝兵庫県尼崎市役所で2019年5月28日、近藤諭撮影 兵庫県尼崎市立中学の保健体育担当の40代の女性教諭が3年生の男子生徒の顔を平手でたたいた問題で、市教委は28日、男子生徒から体罰を受けたと相談された別の教員2人が校長らに報告をしていなかったことを明らかにした。体罰根絶を稲村和美市長が宣言して2日後に新たな体罰が発生しており、記者会見した松本真教育長は「順法意識に欠けている。報告の体制や認知の仕方を抜本的に改めなければならない」と学校や教員の意識改革を求めた。 市教委によると、23日午後0時半ごろ、運動場で体育大会の組み体操の練習を見学していた男子生徒の顔を女性教諭が平手で1回たたいた。他の生徒と私語をしていたことなどに女性教諭が立腹したという。運動場には他に教員9人がいたが、気づかなかった。

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「他の生徒と私語をしていたこと」その程度でか…緊急性がないとどう基準を緩めても無理だな。