吉田寮訴訟で学生側が反論 第２回口頭弁論 ／京都 | 毎日新聞

京都大が老朽化した学生自治寮「吉田寮」（京都市左京区）の現棟の寮生２０人に対し、退去要請に応じずに不法に住み続けているとして明け渡しを求めた訴訟の第２回口頭弁論が７日、京都地裁（井上一成裁判長）であった。吉田寮自治会との過去の交渉を「自治会側の要望を大学側に押しつけるためのものに過ぎなかった」などとする大学側の主張に対し、寮生側は「大学側と堅実に話し合いを重ねてきた」と反論した。 訴状によると、現棟は１９１３（大正２）年に建築。大学側は自治会の要望を受けて過去数十年間、老朽化を巡る話し合いに応じてきたが、自治会が話し合いの場に関係者を多数出席させ、担当副学長らに圧力をかけるような「団交」形態だったと主張。副学長らが署名した文書は「半ば強制されたもので大学側の役員会などの決裁を経ていない」としている。

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団交だからだめとは、つまり「労働運動」も否定する責任者だ