「元来、基本的価値共有。最重要の隣国」首相、施政方針で日韓改善に秋波 | 毎日新聞

衆院本会議で施政方針演説を行う安倍晋三首相＝国会内で2020年1月20日午後2時17分、佐々木順一撮影 安倍晋三首相は20日の施政方針演説で、昨年は触れなかった韓国との2国間関係について「元来」と留保を付けつつ「基本的価値と戦略的利益を共有する最も重要な隣国」との表現を復活させ、関係を通常軌道に戻すサインを送った。また、東京五輪・パラリンピックの参加国・地域を迎えるホストタウンを列挙する際にわざわざ「台湾」と明言。国交のない台湾の名称が首相演説に盛り込まれるのは異例で、首相の思惑が取り沙汰されそうだ。 首相は「北東アジアの安全保障環境が厳しさを増す中、近隣諸国との外交は極めて重要となっている」と強調し、中国やロシアに先駆けて対韓関係を取り上げた。首相は関係悪化に伴って韓国の表現ぶりを変更しており、「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」は2017年以来3年ぶりに復活。「基本的な価値」は14年

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秋波を送るのはいいが、中身は？