「新規就農、定着支援を」 農業委、市長に意見書提出 名張 ／三重 | 毎日新聞

意見書を亀井利克市長(左)に手渡す山﨑祥生会長(中央)と中崎正績副会長＝三重県名張市役所で、衛藤達生撮影 名張市農業委員会（山﨑祥生会長）は１７日、多様な担い手確保のための就農支援に関する意見書を、亀井利克市長に提出した。 意見書は、市内の耕作放棄地の発生防止策として、就農希望者に向けて、農地の情報や農業技術の研修、補助制度に関する情報を積極的に発信することや、認定農業者や新規就農者が地域に温かく迎え入れられるよう支援することを市に求める内容。 市によると、市内の耕作放棄地は近年増加傾向にあるという。全耕作地１００１ヘクタール中、少し手を入れれば耕作地として復活できそうな放棄地は３３ヘクタールだが、すでに森林化するなど復活が難しい放棄地は４４ヘクタールあり、耕作放棄地の発生防止は喫緊の課題となっている。