論点：戦後７５年 「コロナ禍」への視線 | 毎日新聞

自粛、相互監視、差別にデマ……。新型コロナウイルスに見舞われた生活を、統制下に置かれた戦前や戦中の社会と重ねて語られることが増えている。戦後７５年の節目の夏。コロナ禍の中で生きる私たちは、知らず知らずのうちに過ちを繰り返そうとしてはいないか。過去の教訓から今、何を学べばいいのか。 「生き方」を変える時期だ ちばてつや・漫画家 コロナ禍の日常を、漫画家がリレー形式で短編に描く企画「ＭＡＮＧＡ Ｄａｙ ｔｏ Ｄａｙ」でトップバッターを務めた。緊急事態宣言で生活が制限され、社会が窮屈になった。読者の気持ちを癒やしたり、元気づけたりするのが漫画の役割だから、出版社の企画に賛同した。

[kobonemi]

"「生活」や「日常」も翼賛体制づくりに多用されたキーワードで、当時の「家庭生活新体制」などという言い方は、皮肉にもコロナを戦争に例えた今の「新しい日常」「新しい生活様式」と重なる。"

[taketake89]

”戦後７５年の節目の夏。コロナ禍の中で生きる私たちは、知らず知らずのうちに過ちを繰り返そうとしてはいないか。過去の教訓から今、何を学べばいいのか”