東京五輪 小山田氏辞任 開会式演出、直前変更へ 組織委「急ぎ対応」 | 毎日新聞

23日の東京オリンピック開幕を目前に開会式担当者がまたも大会理念に反する言動で辞任に追い込まれた。大会組織委員会は19日、同級生をいじめていたとする過去のインタビューを巡る騒動を受けて、開会式で楽曲を担当するミュージシャンの小山田圭吾氏（52）の辞任を発表した。五輪開会式のオープニング映像用に制作した約4分間の曲は使用せず、土壇場での演出の変更を迫られている。 小山田氏は担当予定だったパラリンピックの開会式の楽曲制作からも外れた。曲の差し替えなど具体的な対応は演出の担当チームで検討しているが、組織委の武藤敏郎事務総長は「時間がほとんど残されていないので、急いで決めたい」と焦りを見せた。

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“五輪開会式のオープニング映像用に制作した約4分間の曲は使用せず、土壇場での演出の変更を迫られている”